ハウスメーカーの営業職を目指して就職活動を始めたものの、本当にやっていけるのだろうかと不安になるばかり。でもミサワホーム中国を訪れると、そんな自分をあたたかく受け入れてもらえる雰囲気がありました。
説明会だけでなく、会社の普段の雰囲気を知りたいと思い、自分で各メーカーの展示場に電話して見学をお願いしました。いくつも回った中で、ミサワホーム中国の展示場の方は本当に親身に接してくださり、この方たちと一緒に働きたい！と思いました。

始めは建築士に憧れていましたが、実際の仕事を知ると、営業職として家づくりに関わるほうがむしろ自分のやりたかったことに近いということがわかりました。ミサワホームの営業職は、ホームエンジニアという名称で呼ばれています。その意味は、技術的な面まで含めて、住まいに関するあらゆるアドバイスができるということ。展示場に来られたお客様に応対し、契約に至るまでもその後も、絶えずお客様の気持ちに寄り添って家づくりをサポートします。

ミスや行き違いが発生してお客様をがっかりさせてしまったときは、本当に申し訳なく、つらいです。自分にとっては失敗も経験のひとつと捉えて次にいかすこともできますが、お客様にとってはそれではすまないですから。どうしても落ち込んでしまったときは、大好きなおばあちゃんに電話して、話を聞いてもらっています。

ご入居を済まされたお客様に、書類をお届けする用事があったときのこと。予定が押してかなり遅い時間に伺うと、お客様が「よかったら晩ごはんを食べていかない？」と言ってくださりました。自分が担当させてもらった家で、ご家族団らんの時間にご一緒させてもらえるというのが、ものすごくありがたくて。大変なこともあるけれど、やっぱりこの仕事をしていればそんな感動も経験できるので、また頑張ろうと思えます。

今までいくつかご契約もいただけましたが、どれも先輩の大きなサポートがあってのもの。まずは自分ひとりでもお客様に信頼していただけるようになりたいです。知識や経験では先輩たちに遅れている分、誠実さだけは人一倍大事にしたい。単にお客様の言われることを聞くだけでなく、言葉の先にある真意をつかみ、期待を上回る提案ができるようになりたいです。

営業職が自分に向いているのかどうかもわからず、最初は不安でいっぱいでしたが、とにかく毎日一生懸命やっていれば、意外となんとかなるものです。自信がなくても、大学の専攻と異なる分野でも、本当に自分の興味のある道に進むのが一番！思い切って飛び込んでみてください。